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主人公の美山冬輝(17)は進学校に通う受験生である。
変わり映えのない毎日を送る冬輝は、ある日となりの家に引っ越して来た少女、桜宮はるか(18)に出逢う。
引っ越したばかりで馴れない地理に困惑しているはるかに、町の案内をする冬輝。
そして彼女がピアニストを目指していることを知る。
自分の将来像もなく、目の前にある「進学」をなんとなく目標にしていた冬輝にとって「ピアノで人を笑顔にする」という夢を持った少女は、出逢ったことが無い特別な存在だった。
・・・しかし、そんな冬輝を幼馴染みの松乃さや(17)は複雑な想いで見ていた。
「恋心」「受験」「将来の夢」
沢山の甘酸っぱい葛藤を秘めた、高校3年の夏を等身大に描くジュブナイル。
この物語は、タネも仕掛けも無い恋の物語である。
(文:演出補佐ピエール伊東)
2016年 公開…?
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